母が出る。
すぐに、彼女は俺に電話を回してくる。
俺:「誰よ」
母:「よくわからない」
よくわからないって何だよ。
俺が出る。
「あ、○○○○(俺の本名)さんですかぁ?」
は?
いわゆるコエダメに落としてやりたいぶりっこ系(こういう表現を小耳にはさんだので使ってみた)の女の声が俺の耳をつんざく。
あやしい。
あやしすぎるよ、あんた
「わたくしぃ、札幌のファッション企業△△△△で広報をしております■■と申します。今、札幌市内の20代の男性の方にアンケートを実施しているんですがぁ、お時間よろしいですかぁ。」
うん、確かにヒマだ。
だが、
おまえに割いてやる時間なんてない
…………と、喉の先まで出かかったが、紳士の端くれ(?)として、すんでのところでその言葉を呑み込む。
「ええ、いいですよ」
そこからは電話口の女は何だか砕けた口調になる。
「ああ、ありがとうございますぅ。あのぉ、念のためにお聞きしたいのですけどぉ、○○(俺の名前)さんは、20代でよろしいですかぁ?」
はいはい。オッサンに聞こえますよね。この声じゃ。
俺はテキトーに答える。
「20歳です」
女、返答。
「ええ、そうなんですかぁ、じゃわたしと一緒ですねぇ。」
ウ ソ こ け ! ! ( ゚д゚)
おまえ俺が「25」って言っても「29」って言っても同じって言うだろ。
あのね、20歳の女の子にしてはね、ちょっと手慣れすぎてるよ。
そのぐらい分かるわよ。
「もしかして、学生さんですかぁ?」
「ええ」
「大学生ですかぁ?専門生ですかぁ?」
「大学生です」
「ああ、そうなんですかぁ、ごめんなさいぃ、このアンケート、実は社会人の方のみを対象にしているんですよぉ。」
( ゚д゚)
……コイツ何のために電話してきやがったんだ?
「ホントごめんなさいぃ、今度就職するときにでもお願いしてよろしいですかぁ?」
7年後でいいならな。
電話を切る。
さて、ここで様々な疑問が湧く。
疑問@ あの電話口の女は何者か
まず20歳というのはウソ、そしてその会社も実在しているか非常にあやしい。
電話口の向こう側からたくさんのオペレーターの声もした。
疑問A 何で俺の家電知ってやがる
最近の「個人情報保護」ってあまり当てにならないもんだなと思った。
疑問B だけど俺の年齢・職業を知らないとは
コイツどんなテキトーな調査で個人情報を得たのだろう……
疑問C 俺にファッションのアンケート
ギャグですよね。
疑問D そもそもこの電話って何
社会人しか相手にしていない、電話口の向こうからの多くの声。
さらにオペレーターにはコエダメぶりっこを使う。
これは、いわゆるアポイントメントセールスの手法と思われる。
今もこんな古典的なサギってあるのね。
ホントに意味不明な5分間だった。
しかし、哀れなのはあの女。
罪の意識とか薄れてるんだろうなぁ、きっと。
頑張って誰かを騙してほしいものだ。なんてね。
久しぶりに「ちょっと役立つ情報」カテゴリで書いてみた。
はっきり言って役に立ってないですね。ごめんなさい。
気分で書いたような記事だしね。
いや、でもこんなのが今札幌であるみたいよ、っていうお知らせにはなったのではないかと思うし……まぁ、いいか。
去年の3月にはキャッチに捕まったし、3月になるとワケの分からんのが増えて困るね。
とりあえず特に男性の皆さん、気をつけてください。
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